AI CITATION 診断レポート(見本) 2026-08
これは見本です。 架空の工務店「あおば工務店」を対象として作成しています。実在の企業・団体の計測結果ではありません。 掲載している数値は、実際の計測手法(同一質問を ChatGPT・Gemini に各10回投げる)で得られたデータの構造を反映していますが、計測対象は架空の会社に置き換えています。
※ 週次レポート・成長レポートの見本は別業種(社労士事務所)でご用意しています。本サービスは業種を問わずご利用いただけます。
AI CITATION 診断レポート(見本)(2026-08)
あおば工務店 御中
いつもお世話になっております。 AIの回答に御社が紹介されているかにつきまして、下記のとおり計測いたしましたのでご報告いたします。
計測条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 計測日 | 2026年8月 |
| 対象AI | ChatGPT / Gemini |
| 試行回数 | 各AI 10回(1つの質問につき合計 20回) |
| 質問数 | 7本 |
| 総試行回数 | 140回 |
| 対象サイト | あおば工務店 コーポレートサイト |
なぜ10回も測るのか AIの回答は、まったく同じ質問でも毎回変わります。3回の計測で「0/3=載らない」と判定した案件が、10回で計測し直すと「1/10」として検出されたことがあります。3回では判定できません。
総合スコア
29 / 140 回(20.7%)
名指しされれば100%。探されている時は0%。
| 質問の種類 | 露出 | 判定 |
|---|---|---|
| 指名系(社名・ドメイン名) | 40 / 40 | 🟢 完全に取れています |
| 準指名系(自社ブランド名・特定媒体) | 18 / 40 | 🟡 半分 |
| 一般・主力領域 | 0 / 60 | 🔴 まったく取れていません |
1. 質問別スコア
🔴 「露出」と「引用」は別の指標です。 露出 = 回答の文章に社名が出てくること。 引用 = 回答の根拠URLとして、御社のページが採用されること。 露出しても引用されていない場合、AIは他所の情報を根拠に御社を語っていることになります。
会社のドメイン名で尋ねる
🟢 指名されれば確実に、根拠ページ付きで紹介される
社名で尋ねる
🟢 ただし引用は半分。同名・類似名の他社が併記される回あり
自社の住宅ブランド名で尋ねる
🔴 登場するのに、根拠は外部サイト(後述)
住宅ポータル上で施工会社を探す
🔴 媒体側のページだけが引用されている
特定の工法に強い会社を探す
🔴 一度も登場せず
一般的なカテゴリで会社を探す
🔴 一度も登場せず
主力サービス領域で探す
🔴 最重要課題(後述)
2. 代わりに表示されたのは誰か
御社が登場しなかった質問で、AIが代わりに紹介・引用したサイトです。
| 質問 | 代替表示されたサイト(引用回数) |
|---|---|
| 07 主力サービス領域 | 同業A社 12回 / 同業B社 11回 / 同業C社 10回 / 同業D社 10回 / 同業E社 9回 / 同業F社 9回 |
| 06 一般カテゴリ | 大手ポータル 5回 / 比較メディア 5回 / 公的機関サイト 4回 / 同業他社 3回 |
| 05 特定の工法 | 大手ポータル 10回 / 業界団体サイト 4回 / 建材メーカー 3回 / ブログ媒体 3回 |
🔴 所見:主力領域に「同業6社の壁」がある
主力サービス領域では、同業6社が9〜12回ずつ引用されるなかで、御社は0回でした。
これは「順位が低い」のではなく、そもそも候補に入っていない状態です。 一方で指名系は 40/40 と完璧なので、「知っている人には届くが、探している人には届かない」という構造が数字で確認できます。
3. 露出と引用の乖離(質問03)
自社の住宅ブランド名で尋ねると、20回中16回も登場します。 しかし——
| 回数 | |
|---|---|
| 回答に登場した | 16回 |
| 御社のサイトが根拠として引用された | 1回 |
| 外部の記事投稿サイトが引用された | 9回 |
| 外部の住宅情報媒体が引用された | 4回 |
御社が名付けたブランドなのに、AIが根拠にしているのは外部サイトです。
自社サイトに書いても、AIが「出典」として選ぶのは他所——という状態です。 一次情報源の座を外部に明け渡していることになります。
4. 競合との構造比較
AIに引用されている同業のページと、御社のページを同じ軸で機械比較しました。
| ページ | 構造化データ | FAQ | 見出し | 本文文字数 | 事例の言及 | 料金の言及 | 更新日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 🏠 御社 トップ | 複数実装 | 11問 | h2:9 / h3:18 | 10,404 | 2 | 40 | なし |
| 🏠 御社 サービスA | 複数実装 | 22問 | h2:9 / h3:15 | 7,072 | 2 | 12 | なし |
| 🏠 御社 サービスB | 複数実装 | 15問 | h2:5 / h3:6 | 4,552 | 2 | 13 | なし |
| 🏠 御社 会社概要 | 複数実装 | なし | h2:5 / h3:7 | 2,049 | 4 | 14 | なし |
| 🏠 御社 FAQ | 複数実装 | 30問 | h2:10 / h3:0 | 6,430 | 4 | 41 | なし |
| 同業① 引用12回 | Organization / Service | 本文2 | h2:13 / h3:80 | 16,750 | 7 | 4 | なし |
| 同業② 引用11回 | なし | 本文1 | h2:16 / h3:9 | 7,398 | 7 | 15 | なし |
| 同業③ 引用10回 | Organization | 本文5 | h2:10 / h3:8 | 6,019 | 11 | 4 | なし |
| 同業④ 引用10回 | なし | なし | h2:10 / h3:19 | 14,697 | 0 | 0 | なし |
| 同業⑤ 引用9回 | BlogPosting | なし | h2:16 / h3:41 | 21,941 | 47 | 110 | あり |
| 同業⑥ 引用9回 | LocalBusiness / Organization | 本文2 | h2:10 / h3:13 | 5,664 | 4 | 3 | なし |
✅ 機械的に検出された差分
事例・お客様の声の言及量:御社 4回 / 引用されている同業の過半はそれ以上(最多47回)
📊 この表から読み取れること
① 構造化データは負けていません。 むしろ御社のほうが実装は厚いほどです。 同業④は構造化データがまったく無いのに10回引用されています。 → 構造化データは「必要条件」ではありますが、「十分条件」ではありません。
② 本文量も決定打ではありません。 同業③は 6,019字で10回引用されている一方、御社のトップページは 10,404字で0回です。
③ 明確に差があるのは2点だけです。 - 事例・実績の記述量(4回 vs 最多47回) - 更新日の明示(御社は全ページで未出力/引用されている同業⑤は明示)
5. 改善ロードマップ
| 優先度 | 対象 | 施策 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 高 | 全ページ | 最終更新日を表示する(dateModified
にも実装) |
御社は全ページ未出力。引用されている同業は明示している |
| 高 | 主力サービスページ | 施工事例の記述を増やす(「○○エリア・○○坪・○○という課題 → ○を実施 → ○になった」の形で) | 機械的に検出された唯一の明確な差分 |
| 高 | 自社ブランドの解説ページ | 自社サイトを一次情報源として厚くする | 16/20回 登場するのに引用は1回。外部サイトに出典を奪われている |
| 中 | 主力サービスページ | 見出し構造を細かくする(h3を増やす) | 引用されている同業は h3:80 / h3:41 と細分化されている |
| 中 | 全ページ | 内部リンクを強化する | 発見経路の確保 |
| 低 | — | 本文量を増やす | 決定打ではありません(6,019字で引用されている同業があります) |
🔴 やらなくてよいこと(計測で否定されたもの)
- ✕ 構造化データの追加 → すでに同業より厚く実装されています
- ✕ 本文量を1万字以上にする → 6,019字で引用されている同業があります
「やらなくていいこと」を先にお伝えするのも、この診断の役割です。
6. 次のアクション
- 上記の優先度「高」3点を実施
- 2週間以上おいてから、まったく同じ7つの質問で再計測
- 特に 質問07(主力領域 0/20) と 質問03(引用1回) の変化を確認
⚠️ 改修した直後の再計測は意味がありません。 AIが改修後のページを読むには、クローラーの再訪問が必要です。 実測では、あるクローラーの巡回間隔が1か月半だった例もあります。
ご参考:AI CRAWL レポートとの関係
同じ期間の AI CRAWL レポートでは、御社のサイトに AIクローラーが毎日巡回していました(ClaudeBot だけで1日あたり22回)。
つまり——
AIは毎日サイトを読みに来ています。しかし回答では、140回中29回しか紹介していません。
| AIの回答に載る | AIの回答に載らない | |
|---|---|---|
| クローラーが来ている | ✅ 正常 | 🔴 ←
御社は主力領域でここ 読まれているのに選ばれていない → 中身の問題 |
| クローラーが来ていない | ⚠️ 外部経由で載っている | 🔴 認知されていない → 技術・導線の問題 |
右上と左下では、打つべき手が正反対になります。 (右上なら技術改修をしても動かず、左下ならコンテンツを増やしても届きません)
どちらの状態にいるかは、2つのレポートを突き合わせて初めて分かります。 御社の場合、主力領域は明確に右上(中身の問題)であり、上記ロードマップはその前提で組んでいます。
この数字の読み方
上の表と一覧は、実際にAIが返した回答から機械的に数えた事実です。
いっぽう「なぜ登場したのか/しなかったのか」の理由づけは、同業ページとの違いから読み取った推定であり、断定するものではありません。
施策の実施後に同じ質問で再計測し、変化を確かめてまいります。
株式会社EFFECT シュ コウメイ